プライベートナース
日帰り旅行
思い出の松本へドライブに行きたい
ご依頼主様は、母が以前よく訪れていた知人の経営する松本の旅館へ「元気になったら行こう」と思っていました。しかしゆっくり病状は進行し、松本に行くことも困難な状況になってきました。「今を逃したらもう連れていけないかもしれない」と思ったご家族様は入院中の病院のメディカルケースワーカーへ相談し、そこから弊社を見つけてくださり、ご依頼を受けることとなりました。
今回はリクライニングのできる車椅子とリフト付きの介護用車両を息子様が準備してくださり、次男様の運転でドライブする事になりました。久しぶりのご家族での外出ということもあり、長男様も一緒にドライブへご同行してくださいました。
車に乗り込むと程よい揺れと次男様の安全運転でK様はウトウトされ入眠。落ち着いたスタートで松本を目指します。
途中でSAに立ち寄り昼食を取ります。
普段柔らかいものや飲み込みやすいものを召し上がっているK様でしたが「お蕎麦が食べたい」と天ぷらそばを注文され、美味しそうにお蕎麦をすすり、病院では見られなかった程の食欲で召し上がっていました。
食事を済ませ再出発し、移動中は穏やかに過ごされあっという間に松本へ到着しました。
目的地の旅館に到着すると旅館のご夫婦がご挨拶に来てくださいました。車の中からのご対面ではありましたが、K様も嬉しそうに満面の笑みを浮かべ会話をされていました。
帰り道も体調の変化なく、車内でおやつを召し上がったり、会話を楽しみながら無事に帰宅することができました。
ご利用者様の声
コンディションが悪い中、恐らく二度とないであろう貴重な瞬間を残して下さいましたね。(担当看護師)さんの写真を拝見して、母は喜んでいたんだなと初めて確信することができ、報われた気持ちになりました。有難うございます。
それにそれに、丁寧なお手紙まで。書かれていることは私共にとって面はゆいことばかりでしたが、(担当看護師)さんが患者だけでなく家族にも寄り添って下さる心遣いが伝わってきました。
以下省略
プライベートナース
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長距離移動
大腸がんと診断され入院治療をされていましたが、状態は改善せず。周りにとても気を使う方で、がん末期を迎えても中々思いを表出されませんでした。揺れる感情の中、病院のスタッフと話し合いを重ね、岡山へ帰ることを決意。看護師同席の元、新幹線で帰省されました。
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温泉旅行
毎年恒例の家族温泉旅行を楽しみにされていましたが、病気が発覚。 体力も低下している中、もう無理かなと考えておられましたが、看護師付添のもと家族で温泉旅行へ行くことができました。
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日帰り旅行
ご依頼主様は、母が以前よく訪れていた知人の経営する松本の旅館へ「元気になったら行こう」と思っていました。しかしゆっくり病状は進行し、松本に行くことも困難な状況になってきました。「今を逃したらもう連れていけないかもしれない」と思ったご家族様は入院中の病院のメディカルケースワーカーへ相談し、そこから弊社を見つけてくださり、ご依頼を受けることとなりました。
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一時外泊
癌の末期にて入院中。退院の目処も立たず、闘病生活が長くなりコロナ禍で家族との面会も十分な時間が取れずにいました。体力の低下もみられ、今回が最後のチャンスかもしれないと病院の先生の後押しもあり、2泊3日の一時外泊をすることになりました。
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長距離移動
故郷石川県の施設で暮らしていたお母様。住み慣れた故郷を離れることはお母様にとって不安であるとも考えておられましたが、いつでもご家族に会えるよう息子様のいる東京へ引っ越しをすることを決め、飛行機で東京へ移動されました。
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一時外出
会社の健康診断をきっかけに大腸がんが見つかり入院。周囲に気を遣われる性格で「大丈夫」としか家族にも説明してきませんでした。 病状が進行し、治療にも入院生活にも前向きになれなかったご本人の様子を受けて、2ヶ月ぶりの自宅への一時帰宅の特別許可がおりました。
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結婚式
お父様とバージンロードを歩くことを約束していた娘様。お父様の病気が発覚し、結婚式を早めました。 頭を上げると血圧が下がる危険性がある中、血圧を測りながら徐々にリクライニング車椅子の頭を上げることができ、一緒にバージンロードを歩く約束を果たすことができました。